ネコナデ

あ〜ぁいよいよ来週で最終回…といっても毎週見ていないのでなんとな〜くなファンだけど。(笑)
ある大企業の鬼人事部長と偶然拾った子猫との秘密の生活を描いたシュールでシニカルな大人のドラマ♪
リストラ5ヵ年計画の中枢人物で同僚を冷酷にクビにしたり、新入社員研修では縦の物を横にはしない頑固で情け容赦ない鬼部長がたった1匹の猫に右往左往しながらも猫に癒され、そして唯一必要とされる満足感に浸り、初めて人として忘れかけた暖かいなにかを思い出してゆくというお話。出ている人は小木茂光さんのみ有名であとは??な俳優さんたちだけど、このいかにも〜な設定と部長のナレーションというか心の声で進行されていくのがすごく新鮮で面白い。
サラリーマンNEOも終わったし、ネコナデも…あとはあらびき団くらいか楽しみは…。しかし私の見てる番組ってディープ?

  

今日はまた新しい本をGet!

戦後日本人の忘れもの―金美齢の直言 (WAC BUNKO)

戦後日本人の忘れもの―金美齢の直言 (WAC BUNKO)

むむむ…冒頭から切る切る!金先生。村上龍の小説での台詞『日本にはすべてがあるけれども、希望だけがない。』という件に、与えられて当たり前ということに慣れてしまったに日本人は希望さえも与えてくれるものだと錯覚している。豊かであることをいつの間にか恥とし、しかし一方では経済力を身につけて量はしっかりと蓄積しているのに質を考えてこなかった…。私もお金だけが全てではない!とキレイごとを言って憚らなかったが、決してそうではない。豊かであることの方が色んな可能性があるのだと認識した。豊かな日本に生まれてきたことに一度も感謝せず、与えられて当たり前という人生をずっと生きてきた。では心はどうか?本当に豊かなのか?冒頭で投げかけられて心に広がった波紋はこの本を読み進むにつれて納まっていく。