全豪オープン!!

いよいよ明日から待ちに待った全豪オープン!明日のナイトセッションから私のサフィン登場♪きっと勝ってくれるでしょう☆今大会からはアガシのいない寂しいグランドスラムの幕開けとなる…。昨年の全米では腰痛を押しての出場、そして引退となってしまったけれど今日のWOWOWではアガシの軌跡を追う番組を放送し明日からの大会に花を添える内容になっていた。引退後彼は精力的に良妻グラフと共に学校の建設や募金等の慈善活動に力を注ぎ第二の人生に向かって目標を持って進んでいる。グラフに憧れ、テニスに興味を持ちテニスを始めた私にとってカリスマであるこの二人が幸せにそしていつまでも夢を持って生きている姿にまた新たに感動を覚え尊敬の念を抱く。
そして今日の夢の扉は…先週に引き続き地雷大国カンボジアで地雷の撤去作業に心血を注ぐエンジニア『雨宮清さん』の挑戦を放送していた。御歳60歳にして現役エンジニアであり社長の雨宮さんは自ら設計した地雷撤去重機でカンボジアの村々で今も被害に苦しむ村民達を助ける救世主である。10年程前からこのプロジェクトに取り組み、幾多の苦難、紆余曲折を乗り越えて最新軽量のマシンをついに完成させたのである。カンボジアでは現在も30万個と言われる地雷に人々は苦しめられている。農地を拡げたくとも危険地域の制限で思うような暮らしが出来ず、また雨季の多いこの国では地面が緩いため、雨とともに地雷が流れ、はぐれ地雷となって住居の近くに紛れ込んでしまうのだ。その多くは中国で生産された72Bという小型軽量ながらも殺傷能力の高い負の産物である。単純な私なぞは作った国が回収するべきでは?と思うのだがこういう崇高な精神と行動力を持った日本人を見ると、まだまだこの国も捨てた物じゃないなぁと思う。雨宮さんはカンボジアの人にこの重機の取り扱いを伝授した後は、これまた内戦激しく厳しいアフリカの地アンゴラでこのプロジェクトを遂行するそうだ。雨宮さんの夢は『世界から地雷を全て無くし、皆が幸せに暮らせる土地にすること。』だそうだ。
いくつになっても夢を持って、挑戦を続ける姿は美しく、その志はきっとこれから後世の人達に受け継がれて行くだろう…。今日は二人の素敵な人物のヒストリーに触れて心が熱い物で満たされた幸せな一日だった…。そしてまた明日からの熱い14日間に胸が高鳴り忙しい毎日になりそう…!