本・テレビ
勝谷誠彦さんの有料配信メールを購読しだして早や4ヶ月。ご本人同様、内容は過激でメディアの決して触れない部分を分かりやすく噛み砕いて書かれているので新聞やテレビを見なくとも最近は平気になってきた。なかにはお勧めの1冊なども紹介していたり、本人の小説も無料で拝読できたり毎日届くメールが楽しみでならない。そのなかで勝谷さんお勧めの1冊がこの『猫の神様』書店のほうでは置いていないのでAmazonで購入。昨日届いたが1日で読みきってしまった。一人の孤独でストイックな男性ライターと二匹の捨て猫兄弟みャ太とぎじゅ太との日々。そしてぎじゅ太の突然の死と1年以上に及ぶみャ太の闘病生活を淡々としかし切実に書き綴った作品で最後の20ページ程は涙が止まらなくて仕方なかった…。愛する者を守りたいと思いつつ物言わぬ彼らに何をしてあげたらいいのか思い悩む筆者の心の葛藤。文章のなかで猫は神様からの預かり物だからいつか猫の神様に返さないといけないと思いつつ、自分から彼らを突然奪い去る猫の神様を恨む件は胸がキリキリして読むのが辛かった…。猫にもそれぞれ性格があって小さな頭で色んな事を考えているんだなぁ。悲しくて、辛くてでも心が澄んでいくようないい1冊だった…。
- 作者: 東良美季
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
- 作者: 藤川清美
- 出版社/メーカー: 風雲舎
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: 高山正之
- 出版社/メーカー: 高木書房
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: 勝谷誠彦
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
この頃特番続きなのかもう打ち切ったのか毎週木曜深夜にしていた『働くおっさん劇場』が最近放送されていなくて寂しい…。ニュースと映画、スポーツ以外は平日ほとんどテレビを見ないけど深夜は結構ナイスな番組が多くてスキ。『ガキのつかい』に『アメトーク』そして一昨日の水曜見つけてしまった!深夜なのに大爆笑。みうらじゅんといとうせいこうが長ランを着て町のめがね屋さんに突然押し入ってはじけまくる『めがね番長』背中には「めがね上等!!」とかデカデカ刺繍されていてメチャメチャシュール。あとこの二人に『空耳アワー』の安斎肇さん。最高っす♪