祇園満腹行脚♪

吉兆は敷居が高いが世の中には庶民にもそんな雰囲気だけでもという計らいからか『花吉兆』というリーズナブルなお店があるのだ。本日我等チームちゃんこの固定メンバー3人も京都祇園に出向きました。12時の予約がやや早めに到着。しかし怯むことなく入店。店内は上品な香が焚き染められており、これまた教育のしっかり行き届いたスタッフに案内され2階のテーブル席に着く。お店の造りは割とというかかなりカジュアルな雰囲気で肩肘張らない感じで一安心。本日我等は『点心』と銘打たれた季節変わりのコースを頂く。まずは梅昆布茶でホッと一息。そして 冷酒が添えられ、一つ一つが上品で可愛らしい先付けが目の前に置かれた。続いての椀はじゅんさいの入った海老しんじょう。 お出汁のいい香りが食欲を刺激する。京都にしてはかなり塩味のしっかりしたお品である。お腹も落ち着いたところで高脚の京焼きの器に美しく盛られたお造り。 さっと炙り焼きにしたほたてはライムを絞り、粒子の細かいミネラル塩をつけて頂く。勿論わさびは私の好きな本わさびである。続いては焼き物  そいの照り焼き。これもかなりあっさりとしているものの味はしっかりめ。そして我等3人が感嘆の声を上げた炊き込みご飯! 肉眼では確認不可能な位に細かく刻まれた生姜とおあげさんをいい味加減のお出汁で柔らか〜く炊き上げている。生姜がパンチが効いてていくらでも食べられる程の美味しさ。生姜の炊き込みご飯って…。アイディアがスゴイ!締めは旬のパイナップル  季節毎に変わるというこの点心のコース。夏の鱧の季節も楽しみ…。また行きたいな♪
いつも食べてばかりのチームちゃんこだが、たまには観光もするのだよ。本日訪れたのはねね様ゆかり新緑の高台寺  緑が陽射しに映えて美しいことこの上ない。日陰を歩くと心地いい風が熱く火照った頬をそっと撫でていく。京都に居るとここだけゆっくり時間が流れているような感じがする。しかし相変わらず修学旅行生と外国の観光客でごった返している。しかしそんななか我等はのんびりと歩を進め三年坂の六々堂さんに立ち寄るが今回お目当てである村田さんの作品で目新しい物はなく早々に引き上げた。そろそろ血糖値も低下し喉も渇いたところで祇園小石で抹茶パフェをパクつく! 小森にしようか辻利にするか、いや小石だ。とスィーツ一つでも選択肢が多くていつも迷ってしまう。一日さんざ笑い、喋り、食べまくり呑気で平和なチームちゃんこの京都満腹行脚である。最後は阿じゃり餅に村上重となり田で京漬物を買い込み家路に着き次回の会合を誓いあう三人であった。