熱いはなし。

今日のニュースでは日本のイージス艦『こんごう』が迎撃ミサイル実験に成功したという。名前はSM3。アメリカは過去何回も成功させているが日本は今回初めての試みで、しかも1発で成功らしい。こういうところが日本人らしき所以だと思う。細かく正確!聞きかじりによるとこの実験はミサイルから離された弾頭部分を情報を整理してピンポイントで弾頭を大気圏外で追撃するという、ピストルの弾をピストルの弾で当てる位高度な技術であるらしい。しかしこれにかかる国防費が1兆円強という膨大な金額であるため左巻き連中からの批判は免れないと示唆する声もある。残念ながら犯罪極悪国家にぐるり囲まれた小国が一人当たり一万円で命を守られるなら安いコストだと思うのだけど…。ちなみにイージスの意味が『盾』であるという事も初めて知った無知なわたし…。日本には命を守ってくれる『盾』が4隻存在していることも。防衛省のお役人はロクな事せず、私服を肥やす事に精を出していたなかで末端の精鋭達は見事な働きぶり。まったく…。本当は戦争や紛争など永遠に無い平和な世界を望むけれど、きっとそれは私がネバーランドのような夢の国に行かないと悲しいけど実現しないだろう…。こういう成功は新たな敵の技術革新の起爆剤になると想定される、きっと今度はレーダーにはかからないステルスの様な高性能核弾頭ミサイルを開発してくるやもしれない。アメリカのテロ支援国家からの排除がどうなるか…。不安だ。
昨日は今年最後のスペイン語レッスン。ぺぺるが来年は8日までバルセロナに滞在するので当分は日記も休めるかと思いきや、毎日かかさず書くのが休暇中の課題だ。昨日の会話の中身は『ワーキングプアと国家政策』私の意見は『ワーキングプアとされている人達は権利ばかりを主張して国に義務を払っていない。給食費・医療費・地方税社会保障費の未納、しかし高度なサービスは要求するが選挙や地域活動には参加しない。本当は人生は厳しいものだけど、安易に楽な方へ流れている。よって今の姿はなるべくしてなった。しかし企業も市場開放によってM&A等外資からの買収行為による危険にさらされているという厳しい現象が続いているが、利益を企業と株主に分配しており、従業員に還元していないのは問題』と答えた(時々日本語混じりで)ぺぺるからは褒められたが、スペインではネットカフェ難民ワーキングプアも無いらしい。だから日本に来てこんな状態であることに少し幻滅したと言っていた。結局欧米は『慈悲』の文化で日本は『恥』の文化であるためこういう現象がおこるのだと。ひとしきりそれらについて議論し、その後は宗教やらマインドコントロールやらの興味深い話で盛り上がった♪結局この日は2時間もレッスン受けたことになる。人種は違うし若いけれどこういう深い話を熱く出来る人がいつも傍にいて私は幸せだな。