スペイン旅行後記②

泥棒事件で凹むどころか、あとの4日を限られた金額でどうやり過ごすかを必死で思案するその後の二人であったが、やはり残金180ユーロでは教会や美術館の入場料や朝食もままならないと判断。海外のATMで引き出しするにもカタラン語でのガイダンスは???そこでパラサイトの私はKira先生に国際電話をし助けを求めた。最初はATMの使い方を教えてもらうだけのはずが、いつの間にかバルセロナに住む先生の母上に200ユーロ借りることとなった。カタルーニャ鉄道で25分Valldoreix駅に美しいブロンド美人が赤のアウディで颯爽と登場。神の助け!お借りする200ユーロは予め用意されていた小さいポーチに大小さまざまのユーロが入れられており細やかな心遣いにもう泣きそう。その後アウディで先生のお兄さんが住む家に招待されて、たらふく昼食をご馳走になった。暖かいチョコラテに始まり、数々のお料理に特大ケーキにコーヒーやアイスクリームまで!!すご過ぎます。
[,w150][,w150] お兄さんの家はまるでホテルの様で素敵なお庭にプールやエレベーターにワインセラー、トレーニングの部屋や地下の駐車場にはポルシェが2台!! さんざんご馳走になって楽しくその日の午後を先生の家族と過ごしたあとに私とミッチーがポルシェに興奮しているのを見ていたおじさんがそのポルシェでプラサ・カタルーニャまで送ってくださった!←初ポルシェ♪加速がはんぱない!しかもバルセロナ最後の夜は先生の自宅に泊めていただき、空港まで親戚で日本語を勉強しているフィナおばさんが送ってくださるという♪なんだか泥棒さんありがとう〜てな感じである。もしあの時泥棒に会わなければ違う意味でこんな楽しい旅行にならなかったし、またミッチーと助け合い困難を乗り越えてさらに絆が深まることもなかったであろう。苦味の利いた泥棒スパイスやほっこりと暖かく心と体に優しいKira先生の親戚スープを堪能できた今回のバルセロナ滞在。続く後記③ではラストスパート!バルセロナ最後の夜までを記しておきたいと思います。